詰まりでトイレの床が水浸しになった話

2017年の夏、夕方ごろだったかと思います。「トイレの詰まり」という言葉は知っていましたけど、実際に自分がトイレを詰まらせてしまったのは生まれて初めてでした。

用を済ませて流したんです。すると、しばらくしてからお手洗いに入った際、水浸しになっていることに気付きました。異変らしい異変もなかったんです。トイレを詰まらせてしまったのが初めてだったので、どういったシチュエーションでトイレが詰まるのかもよく分かっていませんでした。

だからその後、トイレットペーパーの補充をと思ってトイレに入った際、床が水浸しになっているのを見て、一瞬事態が呑み込めませんでした。「？」と。そもそもトイレの水漏れというよりも、何か違う原因なのではないかとさえ思ったほどです。

はい。もうトイレ一面が水浸しの状態でした。なんていうんですかね、水面が張ってしまっている状態でした。

パッと見て、水漏れが初めての状態だったので、なんだこれは？という状態でしたね。

「終わったな」というか、賃貸マンションだったので「保証はどうなるんだろう」「どれくらいお金がかかるんだろう」といったネガティブな気持ちに埋め尽くされました。

また、とにかく初めてトイレが詰まったので無知だからこその不安もありました。「改善までどれくらいかかるんだろう」「何でこんなことになっているんだろう」…等、分からないからこその不安に覆われました。

その時は大ではなく、小さい方でしたね。汚物とか尿の気配とかよりも水浸しって印象でした。汚物とかが浮かんでいる方が、瞬時に判断できるかと思うんですが、透明の水が漏れていたので、何が起きていたかよくわからなかったですね。

大量のトイレットペーパーとのことでした。まぁそれはそうだよなとも思いました。そもそも、トイレにトイレットペーパー以外に流すものなどありませんので、原因を聞いて納得しました。

用を足した後に、トイレを綺麗にするためにトイレットペーパーを使って掃除もかねて、汚れを拭いたトイレットペーパーも流していました。

何もありませんでした…。こちらも、大前提としてまさかトイレが詰まるだなんて想像もしていませんでしたので、「直す道具を用意する」という発想そのものが欠如していました。

幸いにもトイレのフロアが水浸しになったのみでした。また、その時住んでいた賃貸マンションはトイレがやたら広い造りになっていたのも不幸中の幸いで、おかげでトイレ以外のフロアへの浸水がありませんでした。

業者です。

マンション管理会社に連絡すると、業者を手配してくれました。トイレに限らず、何かトラブルがあれば管理会社に連絡するようにと言われていたので。

細かい部分までは混乱で覚えていません。

1時間前後でしょうか。マンションの管理会社に連絡→トイレ業者からの連絡→実際にやってくるという流れですね。

費用に関してはマンションの管理会社負担でした。そのため、自己負担は0円です。

作業そのものを見ていませんが、いわゆるラバーカップのようなものを持っていたのは覚えています。また、作業そのものは本当に短時間でした。10分もかかっていないんじゃないかな…と。

トラブルがあったら管理会社に連絡するようにとのルールがあるマンションだったので。水道以外にもクーラーの修理だったり、駐輪場でものが紛失しただとかそういった生活における些細な相談は全て管理会社にとの方針でした。

実際、部屋備え付けのクーラーが故障したことがあって相談した際、迅速に対応してもらえたので、その時のこともあって管理会社への連絡には抵抗がありませんでした。

安心感です。「良かった」という気持ちや「何もなくてよかった」というものです。浸水もトイレのみという点、さらには現金な話ではありますがお金がかからなかったことなどを含め、本当に安心しました。

一時的に詰まったものの、時間と共に解消されたというものは何度かありましたが業者に依頼するような詰まりは初めてです。むしろ、詰まった経験があればもっと冷静に対処できたのかなとも思います。何せ初体験。とにかく混乱してしまったことが未だに印象深い事件です。

トイレを流す際、一度にではなく小出しに…と教えてもらったので徹底していますそれからはつまりはありません。それ以外は特に変化はありませんね。

とりあえずすぐに管理会社に連絡できたので、特に後悔していることはありませんが、もう少し知識があればここまで大げさにはなっていないので、トイレが詰まる原理くらいは覚えておけばよかったなと思っています。 それに想像力の欠如ですね。トイレを使っている以上、トイレが詰まるリスクは0％ではないんですけど、まったくと言って良いほど、トイレの詰まりに対して無警戒でした。

トイレの仕組みを理解することや、せめてラバーカップくらいは持っておいた方が良いのではと。あと、いざという時にどこに連絡するのかですね。

今回は幸いにも管理会社を通してというルールだったので迅速に対応できましたけど、もしも自力で対応しなければならなかった場合、あの混乱の中ですぐに「トイレ詰まりを直す業者に連絡しよう」って発想になっていないでしょうね。

迷っていないですぐに信頼できる業者に依頼した方が良いなと思いました。あと、何か起きてからではなく、何か起きた時のために、普段から信頼できる業者を探しておくことですかね。正直、管理会社が間に入っていなければここまでスムーズに解決できなかったと思います。

今は、水のトラブルが起こった時などには、どの業者へ依頼するかのリストは用意してあります。 トラブル時に水道業者なんて調べてられないと思うんですよね。なので、起きる前にどういう業者なのか調べておいて目星を付けておくのがベストなのではないかなと思います。