薬剤を使ったつまり解決法
トイレのつまりは予期できないもの…。緊急事態でも自分で対処できる方法をご紹介します。
自分で直す 薬剤を使ったつまり解決法
ラバーカップを使ってつまりを解消したと思ったら、水の流れが悪い…。ラバーカップの吸引力では解決できないほどつまっている…。このような場合に試してほしいのが、市販の薬剤によるつまり解消法です。配管を洗浄してくれる専用の薬剤を便器に投入することで、つまりを解消できます。手軽につまりを直せる方法ですが、他の薬剤と混ぜて使用することはやめましょう。組み合わせによっては有毒ガスが発生する危険性があります。
つまりを薬剤で取る・実践編
【ステップ1】薬剤を用意してドアや窓を開け、換気扇を稼働

スーパーやホームセンターで、つまりを解消する薬剤を購入します。トイレがつまることを想定して、常備しておくのもいいでしょう。つまり解消のために、すぐにでも投入したいところですが、落ち着いてドアや窓を開け、換気扇も忘れずにスイッチオン。念のため、タンク周りに設置されている止水弁を閉めましょう。これで準備は完了です。
【おすすめの薬剤】
・酸性トイレクリーナー
・ピーピースルーシリーズ
【ステップ2】市販の薬剤をトイレに流し込む

説明書に書いてある適切な量の薬剤をトイレに投入し、規定の時間待ちます。規定時間を守らずにオーバーすると、トイレの便器を傷めてしまう可能性があるので、気をつけましょう。また、薬剤には液体と固体があります。液体のほうが使い勝手が良いので、おすすめです。
【ステップ3】水を流してつまりが解消されたかを確認

薬剤を投入して規定の時間が経ったら、水を流してつまりが解消されたか確認しましょう。完全につまっている状態ではなく、少しずつ流れているようなら水洗レバーを引きます。あまりにつまりがひどく、ほとんど水が流れない状態であれば、バケツで水を汲んで流してみるほうが安全です。もしも、つまりが解消していなかったら、水があふれ出して大変なことになってしまいます。
【ステップ4】トイレのつまりが直ったら…
つまりが解消されたことを確認したら、もう一仕事待っています。トイレを気持ちよく使うために掃除をしましょう。つまり予防にもなるのでおすすめ。最後に止水栓を開けて終了です。おつかれさまでした!
尿石について
トイレのつまりには、さまざまな原因があります。そのなかの一つが、尿石です。尿石は、尿に含まれるカルシウムとシュウ酸が結合することで作り出されます。尿石が原因でトイレがつまった場合は、アルカリ性の尿石を溶かす酸性の薬剤を使用するのが効果的です。目に見えるところであれば、耐水サンドペーパーでも除去できますが、便器を傷つけないように細心の注意を払って作業する必要があります。確実に除去できる尿石除去剤もありますが、ほとんどが医薬用外劇物に指定されており、取り扱いがむずかしいのでおすすめしません。
トイレつまりに使える薬剤
酸性トイレクリーナー
尿石が原因のつまりに効果的なのが、酸性トイレクリーナーです。配管内に溜まった汚れを分解してくれます。粘度が低いと水と一緒に流れていってしまうため、粘度が高いものを選びましょう。クリーナーを散布する場合は、尿石が隠れるほどたっぷりと散布しましょう。便器の側面であれば、流れてしまわないようにトイレットペーパーを湿布のようにして貼り付けると効果的です。
ピーピースルー
業務用の排水管洗浄剤「ピーピースル―シリーズ」。種類が豊富に存在しており、購入時に印鑑が必要なプロ仕様のものから、一般品まであります。排泄物や嘔吐物、タバコの吸い殻などによるつまりに効果を発揮。ただし、アルカリ性なので、尿石の除去効果はありません。比較的扱いやすいピーピーライトは、定期的に使用することで、つまりや悪臭を予防できます。
トイレ詰まり解消用薬剤の主な商品を一部紹介
ピーピースルーF
ピーピースルーFは、トイレつまり予防としてのほか、油やタンパク質の汚れがたまりやすいキッチン、お風呂、洗面所の排水管清掃におすすめな顆粒状のパイプクリーナーです。ピーピースルーFの顆粒状のアルカリ性薬剤に水、またはお湯が混ざると発泡と発熱作用が起こる仕組みです。
さらに、アルカリ性の性質と発砲の際に発生する酸素の働きも加わり、合計4つの作用によってパイプにこびりついた油脂やタンパク質の汚れを落とします。発砲は汚れをはがし、発熱は汚れを柔らかくしていく作用があります。
アルカリ性は油やタンパクを溶かして、酸素は有機性の汚れを分解するのです。特に、ピーピースルーFの主成分の水酸化カリウム(KOH)や水酸化ナトリウム(NaOH)は強いアルカリ性のため、酸性である油脂タンパク質系の汚れを落とす性質を持っています。油脂タンパク質系の汚れといえば、食べ物のクズや髪の毛、魚や肉、石鹸カスや人間のアカなどです。
使用の際は、排水溝の周りに約150g程度のピーピースルーFを撒き、約500~600ml程度の水、または40~50℃の温水をゆっくりと排水口に向かって流していきます。静かに注ぎ入れます。この時に、排水溝の周りに撒いておいたピーピースルーFをパイプ内に流し込むようにするのがポイント。30分以上放置したら、バケツ一杯程度の水を勢い良く流して終了です。ピーピースルーFは、ネット通販はもちろん、店舗によってはホームセンターでの取り扱いもされています。
利用者の口コミ
年季が入ってしまって、なかなか流れなかった水まわりのパイプのつまりが、これひとつで解消できました。一回使っただけで効果を感じられる薬剤だと思います。
しばらく使っていなかったうちにまた詰まりやすくなってきたので、久しぶりにこちらをリピートしました。つまり解消だけではなく、つまり防止にもかなり使えます。匂いが苦手な人は換気扇を回した方がいいかもしれません。
2階の排水管がつまりやすくなったのでこれを使ってみました。今回の購入で3本目です。これを使うようになってからつまらなくなってきたと感じているので、次もリピートしようかと考えているところです。
排水管の詰まりも汚れも臭いも、ピーピースルーFだけでしっかり解消できるのではないかと思います。泡と熱の力で排水管が綺麗になっているのが感じられました。トイレだけでなく家の中のいろんな排水管に使っています。
ピーピースカット
ピーピースカットは、排水管についた油やタンパク質系の汚れを落とす液状のアルカリ性薬剤。キッチンや洗面所、バスルームなどの排水管の詰まりや嫌な匂いの対策ができるパイプクリーナーです。食べ物や油が溜まりやすいキッチンパイプ、人間の垢や皮脂、髪の毛などが詰まりやすいバスルームや洗面所のパイプには、べとべとした酸性の油脂、タンパク質系の汚れがこびりつきやすいものです。時間がたつほどに、臭いも発生してくるので、早めの消臭対策がおすすめです。ピーピースカットには、水酸化ナトリウムが3.3%と水酸化カルシウムが1.5%、そして界面活性剤が主成分として配合されているため、アルカリ性の性質を活かすことでパイプの中のこびりつきや嫌な匂いを取り除いてくれるのです。配合されている成分や使用用途はピーピースルーFとほぼ同じですが、使い方が少々違う点を確認しておくと良いでしょう。
まずはパイプ内の水を少ない状態にし、250から500gのピーピースカットをゆっくりと排水口の中に流し込んでいきます。その後、1時間程度放置した後に、5L程度の水を流し込んで終了です。ピーピースカットは、ピーピースルーFと同様にネット通販をメインにしていますが、ホームセンターでも店舗によっては販売されている可能性が高いです。
利用者の口コミ
重度の排水管詰まりで業者を呼ばなければと思っていたところ、このクリーナーを見つけました。クリーナーを流し入れて、しばらく時間を置いただけで、流れが良くなっているようでした。良い効果を見せてくれていると思います。
洗面台やキッチン用とは書いてあったのですが、ためしにトイレに使ってみたら流れにくいのが解消されたようでした。多分水垢が詰まっていたのかもしれません。水垢でも解消されて良かったです。
排水溝の流れが悪くなったなと感じてきたのでこれを使ってみたんです。ラバーカップや市販のパイプ用液体クリーナーを使っても全然ダメだったのですが、これは1時間程度ですぐに流れが良くなりました。業者用だからなのかなと思います。感心しました。
今までは別の薬剤を購入して使っていたのですが、効果をあまり実感しなくなってきたのでこれに変えてみました。すると効果が強力だったようで、感動的な速さで水が流れていったんです。今回はボトルの半分ぐらいの量を使ってみました。量が多かったのもあり、すぐに水が流れてくれたのかもしれません。
デオライトL
デオライトLは、尿によってたまる尿石の汚れに効果的な洗浄剤。例えば、便器や排水管などに蓄積された尿石を取り除いてくれるのです。デオライトLの主な成分は有機酸や塩酸の酸性成分であり、アルカリ性のカルシウムスケールを含む尿石の解消に役立ちます。
使い方は簡単。便器の排水溝にデオライトLを250ml程度注いでから約15分放置したら、その後にバケツ一杯分の水で洗い流します。かなりしつこく尿石がこびりついている場合は、何度も作業を繰り返すことがおすすめとのこと。デオライトLは、ネット通販や一部のホームセンターにて販売されています。
利用者の口コミ
噂どおり、頑固な尿石でも何回か使ってみるだけで綺麗になりました。結果に満足しています。
初めて購入しました。今まで他社のものを使っていたのですが、これに変えてからは、ずっとリピートしています。尿石予防のため定期的に使っているからか、便器がいつもきれいです。
尿石や汚れがこびりついている時は、これをつけてからしばらく放置して、ブラシでゴシゴシすればすぐに落ちてくれます。リピート決まりです。
トイレの修理を頼んだら、尿石のたまりが故障の原因の一つでした。市販では強力な尿石クリーナーが売っていないということで、業者の人にこの商品を教えてもらったんです。さすが業務用だけあって、強力。こびりついた尿石は4時間ぐらい放置しなければいけませんが、その後スポンジなどでこするとすっきり取れました。
MAIN LINE
MAIN LINEは、天然のバクテリアの働きでパイプの中の汚れやトイレットペーパーなどを取り除くパイプクリーナー。天然のバクテリアが主成分だから、環境にやさしくエコなクリーナーなのです。薬剤ではないので、即効性は少し劣りますが、使い続けることで確実に汚れやニオイを取り除くことができます。さらに、排水管や浄化槽なども傷めず、人体にも悪影響及ぼしにくいのが特徴といえるでしょう。
使用方法は、一般的なパイプクリーナーと似ています。汚れやニオイが気になるトイレのパイプに230ml程度のMAIN LINEを注ぎ入れます。その後、トイレを流す時と同じように水を流します。これを、4日程度続けます。アメリカで有名なバイオ製剤のメーカーであるロービック社が製造するパイプクリーナーのため、主にネット通販にて販売されています。
利用者の口コミ
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パイプユニッシュ
パイプユニッシュは、粘り気があるジェルが排水管にぴったりとくっついて臭いをキャッチし、解消してくれるパイプ用のクリーナージェルです。主成分は、水酸化ナトリウム、次亜塩素酸塩、アルキルアミンオキシドなどで、パイプの中にヘドロ状に蓄積されている髪の毛や食べ物の汚れなどを分解してくれます。
パイプにつく汚れには雑菌が繁殖しており、その雑菌が原因で臭いが発生すると考えられています。さらに放置しておくと、ヘドロ状になってこびりつくので、早めの対策が必要なのです。においが気になるパイプには2〜3目盛、詰まりが気になるパイプには4〜5目盛のパイプユニッシュを注ぎ入れます。その後30分程度放置してから、バケツに一杯分の水を注いで終了です。パイプユニッシュはネット通販を始め、ホームセンターでも販売されています。
利用者の口コミ
液体タイプの方を使っていたのですが、効果が実感できました。使用してから約2ヶ月経ちますが、パイプはつまらないまま水も流れやすいです。今後もリピート購入したいなと考えています。
この商品は1回につき300円前後しかかからない計算なので、コスパもかなりいいと思います。排水管がかなり詰まったというわけではないけど、予防のために使っているところです。効果はもちろん、コスパの良さも気に入っています。
とろみがある液体なので、液だれしにくく使いやすいです。小さな排水口にもきちんとこぼさずに注げます。使うのも簡単。重宝しています。
結構濃度が濃いなと思いますよ。今まで安いのを使っていましたが、濃度が薄いからか効果がイマイチに感じていました。このクリーナーは、すごく高いわけではないのに効果があります。こっちの方が経済的にもいいと思いました。
排水管洗浄液(スリーケー)
排水管洗浄液(スリーケー)は、有機的な土壌から採集した微生物と酵素によりパイプの中のつまりや汚れを分解して取り除くパイプ用洗浄液。環境にやさしいエコな洗浄液のため、即効性は若干薄れますが、定期的にクリーナーをすることでパイプの中を清潔に保てます。
キッチンやお風呂、トイレ、洗面所、洗濯機などのさまざまな排水管に効果的で、使い方もシンプルで、定期メンテナンスにも適しています。頻度は1週間に1回程度で、500mL程度の排水管洗浄液(スリーケー)を排水溝に流し込み、4時間程度放置するだけです。
含まれている土壌中の微生物や酵素はアルカリ性なので、主に酸性の油脂やタンパク質系の汚れに効果的です。例えば、人間の皮脂や髪の毛、食べ物の油汚れなどが該当します。排水管洗浄液(スリーケー)は、ネット通販やホームセンターでも取り扱われているクリーナーです。
利用者の口コミ
今まで市販のものを使用しても臭いが消えなかったのに、これを使ったらすぐに消えました。それから、2週間に一回は使うようにしています。今のところ、臭いは感じません。
特に詰まって大変で買ったわけではないので、最初はなんとなく使っていただけですが、だんだん臭いが消えてきたので、定期的に使っています。使い続けるとすごく効果を感じますよ。
いろんな排水溝の汚れ落としに使えます。塩素系の匂いもしないから使いやすいし換気扇も回さなくていいです。バイオの力ってすごいなと思いました。
友人から試供品をいただいたのがきっかけで使い始めました。ぬめりが取れているのがわかったので、続けて購入しているんです。流れも良くなったし、異臭もあまり出なくなったので、すごく満足しています。
泡のジェット噴流で排水管キレイ
泡のジェット噴流で排水管キレイは、強力な泡の力で排水管の中のベトベトや汚れを包み込んで押し流すパイプクリーナー。キッチンやお風呂、洗面所などの排水管のつまりや臭い対策に適しています。使い方や形状に特徴があり、注目されているパイプクリーナーの一つでもあります。
泡のジェット噴流で排水管キレイの泡の吹き出し口は、排水溝にぴったりフィットするサイズになっており、吹き出し口を排水溝にくっつけてから押し付けると、排水管の中に泡が吹きつけられる仕組みになっています。使用するときは、まず換気扇を回します。排水口から吹き付ける時間は、排水口から泡が上がってくるまでの約3秒。その後、30分程度放置してからたっぷりの水で洗い流すだけでパイプ掃除が完了します。
成分はポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸カリウム、酵素など。性質はアルカリ性なので酸性の油やタンパク質汚れに役立つことが期待できるでしょう。爽やかなオレンジの香りも特徴です。泡のジェット噴流で排水管キレイはネット通販やホームセンターなどで販売されています。
利用者の口コミ
本体をよく振ってから逆さにして押すだけで簡単に使えます。いい匂いが広がるし、バイブの変な匂いもなくなるし、使用感がかなりいいです。
台所の排水溝に使用しています。それまではいつも行っているドラッグストアでよく似たのを買っていたんです。これも同じようなものかなぁと思っていたら、かなり効果がありました。排水溝が流れやすくなったと思います。
年末の大掃除で使ってみました。子どもたちが興味津々に見ていたのを覚えています。効果も抜群だなと思いましたよ。トイレをはじめ、お風呂やキッチンの水まわりの流れがすごく良くなったと思います。
何年間も詰まったままだった状態だったので、さすがに1回では無理でした。でも5回位で流れたので、効果はあるんだなと感じた次第です。
パイプクリーナー クロッグパス(500g)
パイプクリーナークロッグパス(500g)は、排水管の汚れや臭いを溶かす苛性ソーダが主成分のパイプ洗浄剤です。一般的な洗浄剤の4倍近くのパワーを持ち、主成分の次亜塩素酸塩や界面活性剤、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)が4.5%も含まれていることでパワーを発揮しています。
アルカリ性の薬剤で、キッチンや浴室、洗面所などのパイプの詰まりの解消に活用できます。生まれている次亜塩素酸は食べ物や髪の毛などの汚れを溶かします。その後、界面活性剤を含んだ苛性ソーダの働きで詰まりを解消してくれるクリーナーです。
使用するときはすべての水を排出してから、排水口からパイプクリーナークロッグパスを100g程度、ゆっくりと流し込みます。その後、20分程度放置してから、水で洗い流して終了です。
利用者の口コミ
10年以上放置していた洗濯機の排水パイプの掃除のために購入しました。とにかく臭いがひどくて…。なのでこれを使ってみたのですが、1週間以上で、ニオイを感じなくなりましたよ。
水のようにサラサラとした液体ですが、しっかり汚れを落としてくれているのがわかります。使い続けるほどに流れが良くなるのではないかと感じられました。軽く塩素臭がしますね。
丁寧な説明書が付いているので、すぐに使い始められます。家の中のいろんな水回りに使っているんです。おかげで、清潔に保てています。
入居した時から排水溝や配管から変なにおいがしていたので、これを使ってみました。すると、気になっていたにおいをあまり感じなくなってきたんです。これでお友達を呼べそうだなと思えました。
ルックパイプマン スムースジェル
ルックパイプマンスムースジェルは、粘度性の高いジェルがパイプの側面に付着し、汚れやぬめりを分解して解消してくれるジェルタイプのパイプクリーナーです。
含まれている成分は、次亜塩素酸塩や水酸化ナトリウム、界面活性剤としてアルキルアミンオキシド、脂肪酸カリウムなどです。主にキッチンやお風呂、洗面所などのパイプの中に溜まりやすい食品や髪の毛などの汚れに効果的です。
使い方はシンプルで、気になるパイプの排水口から、適量のルックパイプマンスムースジェルを注ぎ、30分から60分程度置いた後、水を流して終了です。ルックパイプマンスムースジェルは、ネット通販をはじめ、ホームセンターでも取り扱われています。刺激臭をなるべく抑えたマイルドな香りになっており、使いやすいのも特徴です。
利用者の口コミ
排水管の詰まりの防止のために、定期的に一本まるごと使っています。ジェルタイプの方が、汚れをしっかり落としてくれているような感じがしました。
これを流し込んでから、他の部屋の掃除機をかけている間に放置した後、バケツに2杯程度の水を一気に流しています。今では洗面所や洗濯機、お風呂の排水溝に使っていて、かなり綺麗になりました。
髪の毛が長いのでパイプが詰まりやすく、ときどきこの商品を使ってパイプの掃除をしているんです。一晩置いておくとさらに効果が出そうだなと思いました。夜寝る前に、排水口に流しておいて、朝に水で流せば、すっきりです。
スムースジェルなので濃厚タイプよりもサラサラしていますが、こっちの方が使いやすい上に効果を実感できています。使用量も変わらないうえに大容量なので、毎回たくさん使えて嬉しいです。
かんたん洗浄丸
かんたん洗浄丸は、弱酸性から中性の錠剤タイプの洗浄剤。水周りの排水口の汚れやまな板や食器などのキッチン用品のつけ置きに適したクリーナーです。
成分は塩素化イソシアヌル酸塩、発泡剤として炭酸塩と有機酸を配合。排水口やキッチン用品の気になる臭いやヌルヌルをすっきり落としてくれます。錠剤タイプなので、掃除方法が楽なのがメリットといえるでしょう。
キッチンや洗面所などの排水口、便器の水が溜まっている部分の表示であれば、かんたん洗浄丸1錠を投入しましょう。日用品であれば2L程度の水に1錠を入れてつけ置きします。どちらのケースも30分以上おいた後に水で十分に洗い流して終了です。ゴシゴシこすらなくても、気になるニオイや滑りが取り除けて便利。かんたん洗浄丸はネット通販を中心に、ホームセンターでも店舗によっては取り扱われています。
利用者の口コミ
排水溝にポンと入れておくだけで済みますし、嫌な匂いがなくなります。手が汚れないから使いやすい。ヌメリ汚れが特にきれいになるような気がしているこの頃です。
ドブ臭さを感じていたパイプの異臭が消えました。錠剤を投げ入れて少し待ったらいいだけですし、すごく楽だなと思います。液体タイプみたいに量を測る必要もありません。使いやすいです。
排水溝に入れて使っています。洗面器に水を入れてこれを一錠入れてから、まな板やスポンジの除菌をしたりもしているんです。どちらも効果ありだなと思いました。
雨が降ると排水溝が匂ってくるので、これを使うことにしてみました。それ以来、家の中のいろんな水回りに使っています。結果、嫌な匂いがしなくなっているので良かったです。
パイプクリーナーL(ニイタカ)
パイプクリーナーL(ニイタカ)は、パイプ内の汚れやぬめりにしっかり密着するジェルタイプのパイプクリーナー。液体では取り除きにくい頑固な汚れや臭いは、粘度性の高いジェルタイプなら、しっかりと包み込んで留まり、分解してくれます。
効果を発揮する汚れは、油性の汚れやタンパク質系の髪の毛、皮脂などの酸性の汚れ。パイプクリーナーL(ニイタカ)の性質はアルカリ性のため、酸性の汚れの分解に最適です。
主成分は、次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウム(4.5%)、界面活性剤。気になる排水管に、汚れの程度に合わせて100〜300mlを注ぎ込んで30分程度放置します。その後、たっぷりの水で洗い流して終了です。パイプクリーナーL(ニイタカ)はネット通販で取り扱われていることが多く、ホームセンターによっては販売されている可能性が高いです。
利用者の口コミ
今までは、ドラッグストアのクリーナーを使っていました。そこでそれよりも内容量が多くて値段も安いこちらの商品に変えてみたんです。こちらのクリーナーをやや多めに使用しても、たっぷりまだ残っている上に、洗浄力が感じられます。これまで流れにくいと感じていた排水溝がスムーズに流れるようになりました。
パイプの中に油汚れが溜まって、水が流れにくくなっていたんです。先にワイヤーで掃除し、この洗剤を多めに入れてから1時間位放置。その後に熱湯を注いだら、汚れがスッキリ落ちるようになりました。
業務用洗剤なので、ドラッグストアなどの市販のものとは比べ物にならないほど効果が感じられました。即効性もあると思います。詰まった時だけではなく、つまり予防にも良いと思いました。
半信半疑で使用してみましたが、排水管内がピカピカになって大満足。今後も、定期的な掃除に使いたいと思います。友達にもおすすめしたいです。
サニボン 泡パワー
サニボン泡パワーは、アルカリ性の強力な泡がパイプに詰まった食べ物や油汚れ、髪の毛、水垢などを溶かして解消する泡タイプのパイプクリーナーです。気になる汚れに泡がしっかりと密着して泡の発泡力で剥がし、次に、アルカリ性成分が分解して取り除いてくれます。
含まれる成分は、次亜塩素酸塩と水酸化ナトリウム(3.5%)、界面活性剤としてアルキルアミンオキシド。洗面所やキッチンなどの汚れが溜まった排水管に40ml程度(約10回程度プッシュ)のサニボン泡パワーを噴射してから、30分程度放置した後に水を流して完了です。サニボン泡パワーはネット通販を始めホームセンターでも取り扱われています。
利用者の口コミ
お風呂場の排水が一気に流れるようになり、効果を実感できています。多分、髪の毛が詰まっていたんだと思いました。リピート決定です。
近所のお店では売っていないのでネットで買いました。泡が効いているのがよくわかります。しばらくおいた後に水で洗い流すと、臭いも詰まりもなくなりました。
ジェルと比較すると、泡の方が付着した部分がわかりやすいので、目で確認しながら掃除できます。効果も文句なしです。
レビュー評価が高かったので試しに購入してみました。容器の中央をプッシュするだけで簡単に泡が出てきます。効果もそれなりに感じました。
薬剤を使う際の注意点
つまりの原因によって使う薬剤が変わる
トイレつまりでいざというときに助けになる薬剤ですが、どんな原因にも無条件で解決できるかというとそうではありません。つまりの原因によってある薬剤では効果があったけれど、他の製品だと解決しなかったというケースもあります。この場合、原因に合せた薬剤を選ぶ必要があるのです。
塩素系薬剤・重曹は紙や便などのつまりであれば対処できます。重曹の場合はお酢とぬるま湯により炭酸ガスが発生してトイレットペーパーなどなら溶けて分解しやすくなるのです。
ただし、混ぜる方法がいいのは重曹だけにしておきましょう。塩素系薬剤、例えば洗剤の場合、酢やクエン酸を混ぜると有毒な塩素ガスが発生します。塩素系洗剤などの場合は、ぬるま湯だけにしておいたほうがよいでしょう。
他にも、尿石が原因のつまりは重曹などでは解消しません。酸性薬剤や洗剤が適しています。尿石はアルカリ性ですから塩素系薬剤だとつまりは溶けません。
薬剤では解消できないつまりがある
薬剤も万能ではありません。解消できないものもあるのでチェックしておきましょう。
固形物、大量の紙づまり、排水管の中でつまっている場合、薬剤では解決しないことがあります。
まず、固形物は薬剤では溶けません。おもちゃや携帯電話などの固形物は薬剤には溶けず分解されないのです。溶けないものだと、薬剤を入れても効果はほとんどありません。
固形物でなくとも、子どもがいたずらをして大量の紙を流した、トイレットペーパーだけではなく、ノートなどの紙が大量につまったといった場合でも薬剤ではなかなか解消できません。さらに、排水管の内部でつまりが起きると、薬剤ではなかなか解決できないことがほとんどです。
薬剤はトイレつまりが起きる前こそ効果を発揮
薬剤はトイレつまり解消の助けになりますが、実は日常的なつまり予防としても使用したほうがよいのです。
トイレがつまってしまうのは、尿石などの重度の汚れが原因になる場合もあります。逆にいえば、排水管をいつもきれいな状態にしておくことは、結果的にトイレつまりの予防につながるのです。
日頃から薬剤を使っておくことで、トイレつまり解消のためのムダな出費や手間を回避できます。また、いつも清潔にしておくことは衛生面という観点からも大事なのです。
重度のつまりは業者へ
尿石やトイレットペーパーが原因の簡単なつまりであれば、薬剤やラバーカップによって解決できます。(別ページで「ラバーカップ(すっぽん)の使い方のコツ」も紹介しています。)ですが、重度、または固形物のつまりには対応できません。無理に直そうとすると状況を悪化させてしまう可能性があるので注意しましょう。つまる場所は便器、配管、下水管とさまざまで、素人の手には負えないところもあります。どうにもならないと感じたら、迷わずに水道業者に相談したほうがいいでしょう。